腰壁って意味があるもの?
腰壁ってなに?
人の腰の位置よりも下に取り付けてあるから名付けられた腰壁。一面クロスではなく、腰壁を取り付けられているお宅はよく見かけます。レンガのような素材で腰壁風にするなど、アクセントやインテリアとして活用する方も多くいらっしゃいますが、実はきちんと実用性を考えて取り付けてあるものなんです。
腰の位置から下側は傷汚れがつきやすい場所
誤って物をひっかけてしまったり、飲み物をこぼしてしまったり、物を落とした際に壁にもぶつかってしまったり、腰から下の位置は意外に傷がつきやすく、これらから壁面を守る意味で取り付けられていました。
クロスは紙素材など決して強度が強くはないものが貼られており傷自体つきやすく、小さな傷でも修繕するとなると壁一面張り替えなければならない場合も出てしまいます。
板材などは絞った布巾などでの掃除も可能であり、そこまで状態が酷くなければ汚れの付着などは落とすことも可能で、実用性があるパーツなのです。
アクセントとして取り付ける人も
腰壁をおしゃれの一つとして利用する人や、インテリアとして楽しむこともできます。石材系やモルタル系、レンガ系などインテリアにこだわった商品もどんどん出ています。壁を守りつつ、自分好みな模様替えをしやすい時代になったと感じています。
大掛かりなリフォームはお金がかかってしまいますが、たとえば腰壁だけ新規に取り付けたり、既存の腰壁を別の材質などにするだけでもお部屋の雰囲気は大きく変わってきます。模様替えの一つとして検討してみるのもいいかもしれません。